技術情報 | 金属技研株式会社

水平方向コリメータ(可動マスク)

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製品概要

電子と陽電子衝突型の大型加速器であるSuperKEKBに配置されるコリメータ(可動マスク)は、ビーム軌道近くのハローを削る装置であり、素粒子検出器(Belle Ⅱ)のバックグランドを低減するために使用されます。また、各加速器コンポーネントを周回ビームから防護する目的でも使用されます。
本製品に内蔵する左右一対のマスクヘッドはビーム軸中心から水平方向に5~25mmの範囲を精密に動作して、ビームをコリメートすることが出来ます。


製作技術

コリメータ本体は無酸素銅製で、ビームが通る部分の内径がΦ90mm→Φ27mm(中心部)→Φ90mmとテーパー状に変化し、内部を超高真空に保てるよう数多くの部品を複雑に組み合わせたものを主に真空ろう付にて接合しています。コリメータ中心部に配置されるマスクヘッドはタングステンと熱負荷の大きいマスクヘッドを合理的に除熱させるための冷却機構を持つ無酸素銅部分が弊社の得意とするHIP接合にて一体構造としています。

エンジニアリング事業本部

Horizontal collimator2_20171020.jpg

 

 

 

 

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