技術情報 | 金属技研株式会社

ミリ波広帯域偏波器

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製品概要

量子科学技術研究開発機構(QST)、茨城大学(三枝研究室)、当社の3者による共同研究を行い、超伝導トカマク型プラズマ核融合実験装置JT-60SAのECH(電子サイクロトロン共鳴加熱)に用いられるメガワットレベル対応の「ミリ波広帯域偏波器」を開発しました。

今回開発に成功したミリ波広帯域偏波器は、プラズマを加熱するための大電力ミリ波(周波数:110GHz、138GHz)を高効率で伝送でき、かつ回転可能な反射型回折格子付きの金属ミラーによって、任意の偏波を生成してプラズマに入射することができます。

本共同研究前に開発されたプロトタイプ型と比べると、熱損失を50%以下に低減するとともに、約4kg減の小型軽量化、また冷却効率の向上が達成できました。

 

 

製作技術

伝熱解析、構造解析を行い、最適な冷却構造を設計しました。構造の最適化により小型化が実現しました。また、回折格子付きの金属ミラー部には、当社の高精度機械加工技術を駆使し、厳しい要求寸法を達成することができました。

 

 

参考文献

N. HORIE, K. OMORI, A. OMORI, M. SAIGUSA, T. KOBAYASHI, S. MORIYAMA, H. ARATA, T. UNO, "High Power Test of Wideband Polarizer for Electron Cyclotron Current Driving System in JT-60SA", submit to Fusion Engineering and Design.

 

 

 

 

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