「他に頼める会社が見つからなかった」
外注先の突然の撤退から生産を守った、SUSチューブの固溶化熱処理
| 業種 | 油圧シリンダの製造・販売 |
|---|---|
| ご依頼内容 | SUSチューブの固溶化熱処理(チューブを縦置きした状態での処理) |
| 公開範囲 | 社名・ご担当者名は非公開 |
課題:長年の外注先が、突然その処理をやめてしまった
油圧シリンダの製造・販売を手がける同社では、製品に使用するSUSチューブに固溶化熱処理を施すため、長年にわたり外部の専門業者に加工を委託していました。
ところがある時、その外注先が固溶化熱処理そのものから撤退。同社にとっては、製品づくりに欠かせない工程が突然失われる事態となりました。
問題は、代わりの委託先がすぐには見つからなかったことです。同社が必要としていたのは、チューブを縦置きした状態で行うという、一般的な熱処理とは条件の異なる特殊な処理でした。
「かなり特殊なやり方をするため、他に対応できる会社が見つかりませんでした」(ご担当者様)
代替先が見つからなければ、製品の供給そのものが止まりかねません。同社の担当者は、対応可能な業者を探すことに大変な苦労を強いられることになりました。
金属技研を選んだ理由:条件を満たせる加工先だった
複数の候補を検討するなかで、同社が金属技研への依頼を決めた理由は明快でした。求めていた特殊な条件での固溶化熱処理に、対応できる体制があったためです。
金属技研は熱処理の専門メーカーとして、汎用的な処理だけでなく、製品形状や求められる品質に応じた条件設定にも対応しています。今回のように、チューブを縦置きした状態での処理といった個別要件についても、ご相談を受けたうえで対応しました。
対応内容:円筒部品の歪みを考慮した、縦置きでの固溶化熱処理
実際にお引き受けしたのは、SUSチューブを縦置きした状態での固溶化熱処理です。
対象が円筒形状の部品であったため、熱処理にともなう歪みを考慮し、チューブを縦置きにした状態で処理を行いました。置き方ひとつで仕上がりが変わるため、部品の形状に応じて処理条件を検討しています。
成果:仕上がりの品質にも変化があった
処理後の製品を確認したご担当者からは、品質面での率直な感想をいただきました。
「これまで依頼していた業者より、仕上がりがきれいで驚きました」(ご担当者様)
加工先を探すこと自体に苦労されていた同社にとって、工程を継続できるようになったことに加え、仕上がりの品質でも従来を上回る結果となりました。
「業者を探すのに大変苦労したので、助かりました」(ご担当者様)
同じような課題をお持ちの企業様へ
熱処理は、外注先の事業方針の変更や設備の更新によって、ある日突然その工程が委託できなくなることがあります。とくに特殊な条件を伴う処理ほど、代替先を短期間で見つけるのは容易ではありません。
金属技研では、固溶化熱処理をはじめとする各種熱処理について、製品形状や品質要件に応じた条件でのご相談を承っています。「この条件で対応できる会社が見つからない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。
特殊な熱処理・個別要件もお任せください
汎用的な処理から製品形状に応じた条件設定まで、お客様の課題に合わせた最適な熱処理をご提案いたします。
※本記事は、お客様へのアンケートにご回答いただいた内容をもとに作成しています。お客様のご意向により、社名・ご担当者名は非公開としています。