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接合だけではない、研究開発のMTC

属接合に関するあらゆるご相談をお受けしています

金属技研では、異種金属の接合やろう付などの受託加工サービス以外に、大学や企業と様々な分野の共同研究・開発を積極的に行っております。

過去には10件以上の研究を行っており、現在でも5件ほど研究に取り組んでおります。

金属技研は、金属分野のスペシャリストとして、お客様や研究機関と共に、金属の可能性を追求しています。

実績

大学名

福井大学 / 東京都立大学 / 北海道大学 / 室蘭工業大学 / 東京工業大学

研究機関名

高エネルギー加速器研究機構 / 産業総合研究所 / 東京都立産業技術センター

研究・開発実績

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プロジェクト名 取組み時期 研究開発の概要 詳細資料
精密医療機器用チタン系部品加工用の金型材料の開発 2015年~2017年 低侵襲治療の進歩とともに、難加工材であるチタン系合金材料の成形加工部品の需要が増加している。本事業では、マザーツールの金型母材として高靭性・高耐久性を有する合金素材開発のため、グラフェン複合材を用いて新機能合金の技術開発を行い、さらに耐熱離型摺動性に優れた硬質皮膜であるボロンナイトライド成膜のプロセス技術を開発し、難加工チタン系素材プレス加工での金型への焼付き防止と長寿命化の実現を図るものである。
製造法と材料評価技術の高度化・融合による革新的長寿命掘削ビット用積層型超硬合金の開発 2016年10月1日~
2020年3月31日
MSE エロージョン評価法は、高速で硬質粒子を部材に投射して、そのエロージョンの様子から材料特性を評価する方法の一つである。超硬合金の従来の機械特性に対してMSE エロージョン率を融合した評価を行うことで、同じ特性を示す超硬でもMSE エロージョン率に優劣が観察される。本研究開発では、この新しい視点で超硬合金を評価し、高い特性を有する超硬合金に対してさらに耐エロージョン特性が優れた高硬度超硬と高靭性超硬を開発することが目的である。次のステージである実用化を目論んだ超硬ビットの開発にも注視し、高硬度超硬と高靭性超硬を拡散接合することで、従来では、非常に複雑なプロセスを必要としていた超硬ビットの迅速な開発が行える環境を整え、実用化開発のステージへステップアップすることが、本ステージ鳥瞰的な目的である。
不純物元素に対しロバストな積層造形ニッケル基超合金の創成 2019年4月1日~
2021年9月30日

地球温暖化問題の解決には大別して“適合策(adaptation option)”と“緩和策(mitigation option)”の二つのアプローチがあります。前者は、自然や社会の在り方を調整して温暖化による影響を軽減しようというものです。一方、後者は温室効果ガスの排出自体を抑制しようというもので、科学技術の貢献が大いに期待されます。

緩和策としての技術オプションは様々な分野や技術が考えられますが、ALCAではCO2の発生を創エネルギー、蓄エネルギー、カーボンニュートラルによって、また、CO2排出量を省エネルギーによってそれぞれ低減し、低炭素社会の形成を目指しています。

ALCAの研究成果は、より実用化に近い研究開発フェーズに橋渡しされることで将来の社会に実装されることが期待されています。従って、ALCA研究開発課題は次の3要件を満たすことが必要になります。

1.産業界からの期待があること。
2.産業界ではまだ充分に取り組めていないこと。
3.アカデミアで取り組むことが期待されること。

金属積層造形に適用するための酸素、窒素の不純物を制御したニッケル基超合金の開発

現在実施中のため
非公開
電動化社会を支える、モータ向け電磁鋼板せん断加工用の先鋭化高硬度工具の開発 2019年7月1日~
2022年3月31日
モータの高効率化は電動化社会を支える技術となる。電磁鋼板をせん断して製作するモータは、せん断加工中のひずみが鉄損を招く。本開発では、せん断加工用工具の先端をナノメートルサイズに先鋭化し、せん断ひずみ領域を限定して鉄損を抑止する。 現在実施中のため
非公開
次世代有機ELディスプレイを省電力化・低コスト化する超耐熱高靭性タングステン材の大型化に向けた製造技術の開発 2019年6月1日~
2022年3月31日
近年、液晶ディスプレイ(LCD)に代わり、高精細、薄型、軽量、視野角が広く、基板を曲げることが可能という優位性から、有機ELDの市場が拡大しているが、現在は「低消費電力化」と「製造工程の低コスト化」の両立が喫緊の課題となっている。原因は蒸着セルのヒーターの使用温度上限と寿命にあると考えられ、問題の解決のため、超耐熱高靭性タングステン材料を大型化、量産化し使用することを目指す。 現在実施中のため
非公開
次世代エネルギープラント用Al含有鋼の積層造形プロセスに関する開発研究 2020年9月1日~
2022年3月31日
核融合炉や太陽熱発電所などの次世代エネルギープラントの早期実現を目指し、冷媒である液体金属流体中において腐食がほぼゼロとなるAl含有鋼を東工大が開発した。この技術シーズと金属技研の積層造形技術を融合させ、耐食性や接合の課題(ニーズ)を同時に解決する次世代プラント用積層造形材を開発する。連続した金属粉末の溶融凝固課程を経る積層造形法を応用し、劇的に耐食性が向上する化学組成で積層造形材を作製する。過酷環境下における耐食性を評価し、耐食性材料の金属積層造形の実用性を判断する。検査が義務付けられる溶接部のない構造材の実現は、エネルギー分野のみならず化学プラントや運輸分野などへの幅広い展開が期待できる。 現在実施中のため
非公開
長短繊維ハイブリッドSiC基複合材料の開発 2019年4月15日~
2020年3月31日
金属技研が特許優先実施権を保有しているNITE法(Nano-Infiltration and Transient Eutectic-phase)にSiC/SiC複合材は緻密なマトリックスを形成できるが、共同研究により、高靭性タイプのSiC/SiC複合材料の作製技術を開発した。マトリックスに炭素素材を複合化する長短繊維ハイブリッドSiC/SiC複合材料の製作し、靭性改善を目的とする。 現在実施中のため
非公開

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